森伊蔵酒造での誕生秘話

森伊蔵は鹿児島垂水市にある森伊蔵酒造でつくられた焼酎です。

森伊蔵酒造は創業が明治１８年、蔵の大きさも約１５０坪ほどで従業員１５名のこぢんまりした蔵元です。

その森伊蔵酒造の５代目当主・森覚志さんにより、昭和６３年に世に送り出されたのが森伊蔵です。

森伊蔵は１２０年の歴史を持つ木造蔵を用いて造られ、焼酎を入れる瓶は全て茶瓶です。これは木造蔵に住み着く蔵菌が森伊蔵の醸造に重要な役割を果たし、茶瓶は紫外線から焼酎を守るためです。

更には製品の一升瓶にまで和紙で包み、紫外線をカットする気の使いようです。

これも、森伊蔵酒造の「旨い焼酎をお客様に届けたい」というメッセージの表れでしょう。

森伊蔵酒造の森さんは「森伊蔵」が高値で取引されることに心を痛めているそうです。「森伊蔵は庶民の焼酎。3,150円こそが適正価格」と話しています。

森伊蔵、ますます定価で手に入れたいですね。

なんと驚くことに「森伊蔵」の名前の由来は森さんのお父様の名前なんだそうですよ。